コラム

遺産相続 遺産分割

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自分の親や配偶者,兄弟等が亡くなることは,多くの人は人生のなかで避けられない出来事です。このとき,必ず問題になるのが遺産分割です。
遺産分割は,ときに親族間で感情的な争いを招きます。今まで仲の良かった兄弟が,遺産相続をきっかけに険悪になるという事例も珍しくありません。

これを避けるためには遺言書を作成しておくべきですが,日本では遺言書のない相続も多いです(遺言書がある場合でも,その内容によっては紛争になります。また,遺言は法律で決められた形式を守られなければ法的効力がありませんので,特に自筆で作成する場合には予めご相談ください)。

単純な遺産の分け方(先祖代々の土地を誰が相続するか等)だけではなく,自分は親の世話をしていたのだから多くもらうべきだ,兄は自宅購入の際に頭金を出してもらっていたからその分を差し引くべきだ,葬儀費用を自分が負担したのだからその分を遺産から払ってほしいなど,どこの家庭でもありそうなことが,相続の場では紛争を複雑化・長期化させる要因となります。

遺産の分け方で相続人全員が納得すれば遺産分割協議書等を作成して一応遺産分割の手続きは一段落しますが,相続人の一人でも納得しない人がいれば調停や審判に進むことになります。
弁護士は,法的な視点から適正な分割方法を提案するなど,依頼者の代理人として遺産分割の手続きを行ないます。
相続人間では感情的な議論にしかならないことも多いですが,弁護士が間に入ることで,法的に適正な遺産分割に向けた建設的な話合いが期待できます。

そのほか,相続に関しては登記や税金の問題など様々な問題が複合的に生じます。
当事務所では,他の士業とも連携して事案の解決をご提案しております。

【よくあるご相談】
・ 先日亡くなった親に多額の借金があることがわかったが,自分が支払わなくてはならないのか。
・ 相続放棄の方法を知りたい。
・ 既に被相続人の死亡から三ヶ月経ってしまったが,相続放棄はできないのか。
・ 他の相続人から署名・押印を求められている書類があるが,そのまま応じて良いのか。
・ 亡くなった親の遺産がどこにあるかわからないが,調べてもらうことはできるのか。
・ 亡くなった親の預貯金の取引履歴を見ると,他の相続人によって多額の出金がなされていた。どのように対応したらよいか。
・ 預貯金の出金のため銀行から戸籍謄本類を取得するよう言われたが,どのようにすればよいのかわからない。
・ 遺産分割調停を申し立てられたが,どのように対応したらよいか。
・ 特別受益や寄与分とはどういうものか。
・ 遺言書を作成したいが,どのような点に留意すればよいか。
・ 自筆証書遺言と,公正証書遺言はどのような違いがあるのか。
・ 遺留分とはなにか。自分の遺言内容で遺留分減殺請求がなされる可能性はあるか。
・ その他多数。